平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信 はくしゅ
bW6 2001.9.27
道徳:「私はあきらめない」 板倉美紀選手物語
◇25日(火)の4校時、全校一斉に校内マラソン大会の下見を兼ねた練習会を路上で実施しました。
簡単な地図を書きながら、その時の気持ちを振り返らせました。
(※板書へ)
A→スタート前の時は?
・きんちょう。
・最初はゆっくり行こう。
B→坂を上って十八才公民館の近くでは?
・また坂だ。
・つかれたぁ。
C→ちょうど真ん中あたりでは?
・歩きたい。やめたいな。
・終わんないかな。
D→もどってきて、公民館の近くでは?
・これから楽になる。
・ぬかせた!
E→ゴールした時は?
・やったぁ。
・やっと着いたあ。
◇この後、NHKの番組のビデオ録画を見せました。
バルセロナオリンピックに競歩の選手で出場した板倉美紀さんの物語です。
1992年 バルセロナオリンピック出場
1992年12月26日
交通事故・10カ所以上の骨折・将来は車椅子の生活か?
1993年2月 歩き始める。
1993年8月 レースに出る。優勝。だがその後、失格が続く。
1995年 手術・リハビリを続ける。
1996年4月 アトランタオリンピック国内予選・・・途中棄権
1999年 メキシコでトレーニング
シドニーオリンピック国内一次予選・・・優勝
(番組ではここまで)
◇約20分のビデオでした。
8年間の苦闘を追いかけた、感動のドキュメントでした。
《Sさん》
美紀さんは『走りたい』と思ってすごいです。
もし私がそんな交通事故にあったら、「歩かなくていい、楽だ」と思うだろう。それに私は体力もあまりないので、少ししか歩けないと思います。でも、たまには歩きたいと思うと思います。
私は、マラソン記録会で、歩かないようにしようと思います。
つらいと思っても、美紀さんのことを思い出してがんばりたいです。美紀さんはすごいなあ。
◇感想を発表してもらった後、次の問いをしました。
美紀さんはシドニーオリンピックに出場できたでしょうか。
実は、次のような続きがあるのです。
2000年 シドニーオリンピック国内最終予選で4位。
オリンピックには出場できず。
それでも戦い続けた、夢を求め続けた美紀さんはすばらしいと思います。
最後の問いです。
この番組のタイトルは何でしょう。
・・・「私はあきらめない」が正解でした。
※本実践は録画ビデオがなければ、残念ながら追試できません。